注文だけでは過程の全体は分からない
購入記録は、何を買ったか、利用できる記録にどのような取引情報があるかを理解する手がかりです。その前にどこで検索し、何と比較し、なぜ選んだかは別の問いになります。
同意の範囲で時系列をつなぐ
対象サービス、カテゴリ、期間を決め、参加者の同意を得た閲覧・購入記録を時系列に整理します。記録がある範囲で、発見、検索、比較、購入の流れを確認できます。観察できない部分を、推測で埋めないことが大切です。
注文が見つからない場合の読み方
観察期間の後や、対象外のサービス、実店舗で買った可能性もあります。「買わなかった」と断定せず、「調査範囲では購入が確認できなかった」と表現します。購入者との比較では、選定条件と観察範囲の違いも説明します。
行動と理由を分けて考える
繰り返し現れる接点や比較の流れは、次の調査の問いになります。ただし、購入前に接した情報が購入の原因とは限りません。理由を知るためにアンケートなどを組み合わせる場合も、観察した行動と本人の説明を区別します。